しかし、パッケージデザインとはただ奇抜に目立てばいいというものではありません。
パッケージは無言で中身を語るセールスマンでもあるのです。
最近のパッケージデザインは複数の色づかいから単色に移行してきていることが分かります。
食品関係のパッケージの場合、味覚を刺激し、美味しさを強調するために赤やオレンジ、黄色などはっきりとした暖色系を3〜4色使うことが多いものです。
しかし、考えるのはみな同じ。
いくら商品コンセプトにあっていても
他と差別化が図れなくては全く意味がありません。
そこで、一色だけを全面に打ち出し際立たせるというデザイン手法が増えてきました。
たとえば赤ばかりの並ぶ陳列台に黄一色のパッケージがあると際立ちますよね?
パッケージデザインは陳列した時をもイメージして作らなければならないのです。 |
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